2004年 はり師・きゅう師免許を取得。
2010年 柔道整復師免許取得。
奈良育ち。関西学院大学卒業後、食品会社勤務。
- 社会人生活をそれなりに楽しんでいた20代半ば、「将来、人の身体を直接さわって人をいやすようになる」と言われる。聞いたときはまったく信じられず、「食品メーカーの社員がそんな仕事につくわけないでしょ」と聞き流す。
- しかし、数年後に明治鍼灸大学に入学。鍼灸大学在学中は太極拳同好会に所属し、毎朝修養して、身体と意識のつながりを探求。
- 鍼灸大学卒業後、断食道場スタッフをへて、総合病院看護助手に従事。その病院で臨終を迎える方を多数見守る機会を得る。
- 2007年より大阪府下の整形外科医院およびそのグループの整骨院で10年間勤務。現在まで5万人程度の臨床を経験する。
- 2017年~現在:奈良市にて肩甲骨まわりをほぐす整体院をオープンする。
■鍼灸の学び
・「鍼灸学士」4年制鍼灸大学卒
鍼灸師(はり師・きゅう師)は医療系の国家資格のひとつです。私は明治鍼灸大学(当時)という4年制の鍼灸専門大学で学び、卒業。
具体的な学びの内容は、以下です。
およそ3000時間におよぶ、解剖学・生理学・運動学・病理学・心理学・整形外科学・リハビリテーション医学などの西洋医学的な講義と実習に加えて、経絡学・経穴学・鍼灸医学・鍼灸診断学などの東洋医学的知識の講義と実習をへて、さらに1年間の大学病院実習を受講。
ともすれば主観的になりやすい鍼灸医学の世界ですが、客観的な科学的視点を持ちつつ、みなさまのお役にたてるよう精進し続けております。
・整形外科勤務からの学び
10年間勤務するなかで変形性膝関節症や股関節手術後のリハビリなどにたずさわる機会をいただき、西洋医学的な考え方や治療法を経験させてもらいました。特に手術後の皮膚の縫い合わせ部分が治る過程に東洋的なアプローチが有効だと実感しました。
■感覚研鑽の学び
鍼灸大学にて始めた太極拳で私の感覚の研鑽がスタートしました。
2002年1月、太極拳の修養中に意識の流れが背骨に沿って波のように上昇する、という体験が起こる。さらに修養を重ね、自分だけでなく、他者の意識も波のような流れとして知覚できるようになる。以来、身体のなかを流れる意識がある、ということを治療に応用するために研鑽を積んでいます。
さらに若返りの効果があるとされるチベット体操も20年以上実践しています。瞑想法や呼吸法も実践し、学びに終わりはないと感じます。
■精神の学び
奈良県南部にある、修験道の聖地大峰山に20年間欠かすことなく巡礼しました。信貴山千手院様より大先達の称号を許可されています。
身体を意識するために大峰山に登ることは、これからも続けていきたいライフワークのひとつです。
大峰修行修了証。
21回目も無事に終えることができました。今回も10時間以上山道を歩きました。普段の生活ではまったくしないことを体験させていただいており、毎回発見があります。ほんとうにありがたく思っております。
信貴山千手院の皆さま方、そして、今回集まった皆さまの健康と幸運を祈念しております! (大峰修行の紹介)
■東洋五術の探究
-東洋五術とは、中国四千年の歴史の中で培われた、よりしあわせになる方法を追究した5つの学問のことです。
この五術は現代に言いかえると、願いを叶えて心身ともに幸せに生きるための東洋の叡智といえると思います。
五術とは具体的には、『命・卜・相・医・山』です。
・命(めい) →四柱推命や紫微斗数など、生年月日から持って生まれた宿命をみる技。
・卜(ぼく) →易など、人生の様々な案件の吉凶をみて判断に役立てる技。
・相(そう) →手相や風水など、目に見える有形なものから吉凶をみる技。
・医(い) →鍼灸や漢方など、身体の治療や予防に繋がる医術。
・山(さん) →太極拳や気功や呼吸法など、心身の鍛錬に繋がる修養法。
私は『医』の分野では20年弱かけて鍼灸を発端に独自の整体を研究して参りました。
実はその他にも20年以上かけて磨いてきた五術が2つあります。
それが、、、『卜』の分野の易と、『山』の分野の呼吸法です。
・『卜』に関しては占いのページも作って、ご興味のある方にはしっかりカウンセリングとして提供しています。下ボタン参照↓↓
・『山』に関しては、今は自身の健康のために使っています。患者さんの中に、呼吸法があるとより治療効果が長持ちしそうな方もいるので、その時は少しお伝えすることもあります。他には、ブログでお伝えしてみたり、その内呼吸法教室などもいいかなと思ったりしています。ご興味がある方はお気軽にお声掛け下さいね。